玄関先の鉢植えの世話をしていると、植木鉢の陰でパタパタと羽音がしています。フユシャク類のような小型蛾類あたりだろうと目をやると、それはウラナミシジミでした。
捕えてみて確認してみると、不思議なことに秋の頃から生き抜いたにしては翅は殆ど破れておらず、右前翅が少しねじれていました。
チョウの場合、羽化に失敗して翅が伸びきらない場合があり、前翅のねじれはまさにそんな感じです。しかし、12月も24日、この寒空の下でチョウの羽化なんてことがあるのでしょうか。確かにチョウが集まるようにとハギ類、コマツナギなど、チョウの幼虫の食糧となる植物の鉢植えを数個置いてはいましたが・・・・・・
撮影:2013年12月24日 横浜市西区久保町
撮影者:西区 柳場 稔