ミンミンゼミに寄生するセミヤドリガの幼虫と、その繭


 二子山では8月になるとセミヤドリガという蛾に寄生されたヒグラシとミンミンゼミをよく見かけます。 写真のように4つもセミヤドリガを腹部につけたミンミンゼミを見ることもあります。 (写真上) セミヤドリガはセミの成虫に取り付き、セミが生きている間に急速に成長します。

 
 
  やがて8月も下旬になるとセミから離脱して地上近くに繭を作ります。(写真下:地上付近のウマノミツバの枝に作られた繭)

撮影日:2012年8月30日(幼虫)9月11日(繭)
場所:逗子市二子山
撮影者:鈴木茂也(横須賀市)