ラベル ハシブトガラス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ハシブトガラス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

ハシブトガラス

 

ハシブトガラスは、雑食性のため、様々なものを食料にしています。

最近撮影した写真の中から、印象に残った食べ物を取り上げてみました。


・ナンキンハゼ

河川敷に多数自生しているナンキンハゼ(中国原産)は、紅葉が美しい樹木ですが、晩秋の頃になると、白い実を求めて、数種類の野鳥が集まります。

このあたりでは、キジバトがメインですが、ハシブトガラスも実を食べているのを時々見かけます。キジバトが翼や尾を動かし、体のバランスを取りながら、細い枝先の実を啄むのに対し、ハシブトガラスは、くちばしで手繰り寄せた実のついた枝を足で押さえてから、実を啄むることもあり、器用な一面もあるようです。


・オオバン

池のほとりのオオバンの死骸に5~6羽のハシブトガラスが集まり、そのうちの1羽がオオバンの上に乗り、毛をむしり、肉を食べていました。

群れの中で、食べ物の奪い合いなどはなく、他のハシブトガラスは、周りから眺めているだけ。ハシブトガラスの群れにも上下関係があり、食べる順番が決まっているのでしょうか?

オオバンの死亡に至るまでの経過は確認できませんでした。陸に上がったオオバンをハシブトガラスが集団で襲ったのか、

この辺りに定着しているオオタカが捕らえたものを横取りしたものなのかなど、いろいろ推測してみたものの周囲にも確認した人はいなかったようです。


撮影時期  2020年12月3日

撮影場所  鶴見川中流部(港北区)

撮影者   保延守雄

迷子?のカラス



 ある日の午後、どうも外が騒がしい。カラスの声、それもかつて聞いたことも無いような声です。オオタカをモビングしているときもかなりドスの聞いた声ですが、これほどの迫力はありません。何事かと表通りに面した窓を開けてみましたが、飛びまわるカラスの姿はあるものの、何が起きているのか、さっぱりわかりません。窓を閉めると壁に体当たりするような音が・・・・
 何をしているのか、確かめてみようと今度は裏のベランダへ。ベランダのドアを開けると、そこには思わぬ光景が待っていました。
 
ベランダの手すりに外側を向いてとまるハシブトガラス。口元がピンク色の幼鳥です。ベランダには緑のカーテン用のネット(ハトやカラス除けの目的もある)があるため、侵入したのはいいが、脱出できなくなったらしい。
 親ガラスたちの大騒ぎの原因がまさかここにあったとは・・・・・・

 普段は生ゴミ集積場の厄介者、夜中も鳴き交わす街の騒音源ですが、ここはレスキューしてやらねばなりません。

 その前にしばし撮影と観察を。


 幼鳥の口の中は成鳥と違い、赤いことが知られていますが、虹彩の色が明るいブルーなのも特徴です。


 手袋に帽子、ウィンドブレーカーを着こみ、「怖くない、怖くない・・・・」と声をかけながら、迷子カラスに接近しますが、その間も親ガラスはベランダの屋根に容赦ない体当たり。屋根とネットが無かったら、どうなっていたことか。初めはカラスを外側に向けて放鳥するつもりでしたが、方向を変えようとすると翼が網に引っ掛かってしまいます。
 仕方なく、ベランダの内側へ取込んで、室内を通り、玄関から無事解放。

 しばらく親ガラスたちの興奮は収まりませんでしたが、これでめでたし、めでたし・・・・・となるはずでしたが、これには悲しい結末が。

 この数日後、またカラスがうるさく鳴きたてています。今度は通りすがりの人の頭上をかすめたり、かなり攻撃的です。 

 「カラスが死んでいる」近所の人の話に確認に向かうと、道路上にカラスの死体が。口元の色から数日前のカラスだったことがわかりました。どうやら交通事故だったようです。


撮影:2015年6月11日 横浜市西区
柳場 稔