森の中で、草にとまり、じっとしているのを見かけました。翅はだいぶ傷んでおり、これまで、活発に活動してきたようです。
オオミズアオ(チョウ目ヤママユガ科)は、アゲハほどの大きさ。淡い緑色をした美しい姿は、思わず目を奪われてしまうほどのインパクトのある「ガ」です。
成虫の寿命は、1週間程度とのことです。
今回確認した個体は、オナガミズアオの可能性もありましたが、両者がよく似ており、識別が難しいため、比較的個体数の多いオオミズアオと判断しました。
同じ日、近くで、外敵に襲われたらしい別個体のオオミズアオと思われる翅が道に散乱しているのを見かけました。
撮影:2021年8月31日 横浜市緑区
投稿:保延 守雄 横浜市神奈川区